2017年秋冬 Wear LACMAコレクション：ガブリエラ・アルティガス＆カンパニーとのコラボレーション
2017 年秋の Wear LACMA コレクションには、RTH、Gabriela Artigas & Co. によるアートにインスパイアされた作品が揃っています。
ロサンゼルス郡立美術館は、アクセサリーおよびアパレルブランドのRTHとジュエリーブランドのGabriela Artigas & Co.のデザイナーを起用し、2017年秋のWear LACMAコレクションのアイテムを制作した。
このアートとファッションの融合は、以前LVMHモエヘネシー・ルイヴィトンで働いていたファッションコンサルタントのキャサリン・ロス（LACMAディレクターのマイケル・ゴーヴァンの妻）の発案によるもので、2012年10月にスタートしました。このプロジェクトでは、地元の才能あるデザイナーを募集し、美術館の常設コレクションの芸術作品からインスピレーションを得た限定版アイテムを毎シーズン制作しています。これまでに、グランヴィル・レドモンドの1926年の印象派絵画「カリフォルニア・ポピー畑」からインスピレーションを得たエルダー・ステーツマンのカシミアTシャツやスカーフ（2015年）から、クリス・バーデンの街灯インスタレーション「アーバン・ライト」からインスピレーションを得たオリバーピープルズのサングラス（2016年秋）まで、さまざまな商品を提供してきました。
RTHの創設者、ルネ・オルギンは、同美術館のラテンアメリカおよびアメリカ美術コレクションの肖像画からインスピレーションを得て、自身のシグネチャーレザーアクセサリーを創作しました。ヘンリー・インマンの「No-Tin (Wind), a Chippewa Chief」、ロバート・アンリの1917年の絵画「Pepita」、無名の画家による19世紀のアフリカ系アメリカ人船乗りの肖像画、フェリペ・サンティアゴ・グティエレスが1876年に描いた「Indian Woman With Marigold」（靴職人ジョージ・エスキベルのレザーサンダルとデザートブーツのインスピレーションにもなった作品で、2014年春のWear LACMAコレクションの一部です）などがその例です。こうして生まれた羽根飾りのネックレス、花柄のリストコサージュ、ピーターパンカラー、花柄のレイは、225ドルから1,200ドルで販売されます。
ガブリエラ・アルティガス＆カンパニーの姉妹グループ、ガブリエラとテレシータは、ロサンゼルス・アカデミック美術館（LACMA）の古代アメリカ美術コレクションに所蔵されている2つの作品、15世紀の槌目模様の金製ピンセットと、1100年から1400年前の彫刻「蓋付き翡翠の鉢付きスポンディルス貝」からインスピレーションを得ました。そこから、彼女たちは金メッキを施した貝殻型のジュエリー（チョーカー、ペンダントネックレス、イヤリング、ヘアピンなど、320ドルから1035ドル）を制作し、メキシコの伝統とサポテク文化への共通の愛を表現しています。
- アダム・ツォルン
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このコラボレーションについてはFlaunt Magazineにも掲載されており、その記事はこちらからお読みいただけます。
